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ユナボマー爆弾魔の狂気

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本の紹介：ユナボマーは、1978年5月から1995年にかけて、全米各地で科学技術に関わりのある人々をターゲットにした連続爆弾事件を起こして3人を死亡させ、23人に重軽傷を負わせたテロリスト。FBIはこの事件を「大学・航空機爆弾犯」の頭字語であるユナボム（UNABOM、University and Airline Bomber）というコードネームで呼び、メディアもそれにならって犯人をユナボマーと呼ぶようになった。ユナボマーは、FBIの歴史において最も捜査に予算と時間の掛かった容疑者である。本名はセオドア・ジョン・カジンスキー。彼はポーランド系移民の労働者階級の家に生まれた。6歳時のIQは160を超え、高校時代は飛び級でハーバード大学に進学し、最年少でカリフォルニア大学バークレー校助教授にもなった。他方、生後6か月頃に激しい薬物アレルギーを起こして数週間にわたり親元から隔離されたこと、両親の過度の教育熱心などが災いしてか、幼少期から著しい内向性を示し、学童期・思春期・青年期を孤独に過ごし、天才的な数学者としての人生にも早々に挫折し、やがては文明や科学を否定して世捨て人のような隠遁生活を送る中で、一連の事件を重ねた。さて皆さま、もし現代であれば、彼にはどのような診断と治療がふさわしいと思われますか？
著者：ナンシー・ギブスほか／訳者：田村明子
発行所：ベストセラーズ
出版年：1996
言語：日本語
装丁：ハードカバー
本の状態：地に多少の汚れあり
本の長さ：317ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4584182590
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4584182598
寸法・重量：19.6×13.4x 2.5cm/485g
レンタル料金：対象外